ダー子の言葉を借りて。
タイトルでもお分かりの通り「コンフィデンスマンJP プリンセス編」のダー子のセリフに少し触れています。公式アカウントでツイートされてたり、フライヤーなどにも記載があったりしているので大丈夫かとは思いますが、どんなに小さなネタバレも見たくない!って方はお気をつけください。内容についてのネタバレは一切ありません。念のため。
それでは。
2020年10月1日「コンフィデンスマンJP プリンセス編」の見納めをしてきた。公開してすぐ劇場で観ていたので、内容については把握済み。
大きなスクリーンで輝くジェシーを目に焼き付けたい。その一心で劇場に足を運んだ。
その中で、妙に響いたセリフ。
本物も偽物もない。
信じればそれが真実。
by ダー子
あぁ、これだ、と思った。
どうしても春馬をみてると、「この笑顔は本物だったのかな」なんて無意味な思考をしてしまうことがある。どれだけ考えても答えはどこにもないんだと分かってるのに。
そんな私に、ダー子のこの言葉は妙に響いた。
今だって、私が思い出すのは "笑ってる" 春馬。でも、知らず知らずのうちに私含め世間は「三浦春馬=笑顔」という期待をし、理想を描いて、勝手にレッテルを張っていたのかもしれないなと思ったりもするのです。
加えて人一倍、感受性が豊かで人の気持ちを察することのできる春馬が「求められる姿」に、そのレッテルに、気づかないはずがない。
だからきっと無理して笑ってる瞬間もあったんだと思う。でも、それって芸能人も一般人も関係ない。生きてれば誰しもそんな経験があるんじゃないでしょうか。年齢を重ねたひとほど特に。
それに、その笑顔が本物か偽物かなんて本人にしかわからない。どんなに親しい友達だって、親だって。きっと誰にも分からない。
そう。分からなくていいんだと思う。そんなこと考える必要も、知る必要もない。
だから、春馬の笑顔が本物だとか偽物だとか考えるのは辞めることにします。いや、正確にいうと、出来るだけ考えないようにしようと思う。きっと、ゼロにするのは難しい。分からないと知っていながら、春馬の気持ちを想像してしまう。想像といえば聞こえがいい。もはや妄想かもしれない。
それでも、ダー子の言葉を借りるなら、
"信じればそれが真実。"
笑う気分じゃない日もあったと思う。だけどそれ以上に、心から腹を抱えて笑った日もたくさんあったんだと、私は信じたい。
でも「信じる」って言葉もすごく難しい。
個人的には、少し前に芦田愛菜ちゃんが話されてた内容がすごくしっくりきたんだけども、「信じる」ってのも他人が勝手に「期待」してるだけなんだ。きっと。
だから、春馬に対して「信じる」って言葉をあまり使いたくないなと思ってて。でもそれは信じてないわけじゃなくて、むしろこの世の誰よりも信じてるくらいで(想いが強すぎるby猿渡くん)。
ただ、これ以上、苦しめたくないんです。"信じてるよ"って言葉にして伝えるのはすごく簡単なんだけど、もし、世間からの「理想」や「期待」がストレスの一要因だったなら、もうこれ以上そんなものを押し付けたくない。(また妄想)
でも、ここではあえて「信じる」って言葉を使いたいと思います。
世間一般から見れば、私は現実から逃げ続けるただの弱虫かもしれないし、楽観主義なお花畑なやつかもしれない。
それでも、私は自分が信じたいものを信じる。
"それでいいんだよ"ってダー子に言われた気がしたから。もはや私はダー子に騙されてるのかもしれないね。でも、それでいい。
雑誌やテレビのインタビューで語っていた未来の話もそう。あの話がすべて嘘偽りだったなんてどうしても思えない。ちゃんと、未来を見てた。もちろん、春馬も人間だから、未来のことなんて考えられない日もあったんだと思う。それでも、だからって全てが嘘だとは思えないし思いたくない。
笑顔も、未来の話も、真実。
ただ、誰にも見せていない一面もあっただけ。
でも、それと同時に「声なきSOS」に気づける人間でありたいなと強く思ったりもするのです。壮大な矛盾ですね。
そんなことを書いてたら、ますます「なんで」「どうして」って駄々をこねそうになってきました。なのでそろそろ終わりにします。今日はあまり暗い内容にしたくないので。
では最後に。
控えめに言って、ジェシー最高だよ!!!