星に願いを

妄想とエゴと素直な気持ち。

姉ちゃんの恋人より。

 

5ヶ月。

 

今は今しかないから。

もう後悔なんてしたくないから。

 

この想いだけを胸に「いま自分にできること」を必死にしてきたつもりです。

 

だけどそれと同時に、少しずつ現実を突きつけられているのも事実。ここ最近、自分の言葉で春馬のことを綴ることが出来なくなりつつあります。

 

なので今月は、とあるドラマのセリフを引用させていただこうと思います。

 

と、その前に少しだけ。

タイトルでもお分かりの通り、今から引用させていただくセリフは「姉ちゃんの恋人」第8話の一部分です。くれぐれもネタバレを避けていらっしゃる方はご自身で閲覧を控えていただきますよう、お願いいたします。ネタバレあります。

そして、このセリフはあくまでもドラマの中のワンシーンであり、私が "勝手に" 春馬を重ねてしまっていることをご理解いただけたらと思います。

決して、制作者が意図的に春馬のことを重ねているわけではないと思うんです。背景も違えば、原因もきっと違う。そこが重なる訳ではありません。だけど残された者の向き合い方、これからの過ごし方が、どこか響く部分があって、うまく言葉に出来ない今の気持ちを代弁していただいたような気になったので引用させていただく運びになった。このニュアンスがうまく伝わった上で読んでいただけたら嬉しいです。

また、映像から文字起こししているので誤字脱字があるかもしれません。その点、ご了承いただけますと幸いです。

 

それでは。

 

 

吉岡真人:林遣都さん

安達桃子:有村架純さん

吉岡貴子(真人の母):和久井映見さん

 

安達桃子(以下 桃) /吉岡貴子(以下 母)のおふたりが真人の父について語る場面より。

 

「姉ちゃんの恋人」#8

 

真人の幼少期のアルバムを眺めながら。

 

「起きてしまったことをね、無かったことにしたりとか、聞かない方がいいだろうとか。そうゆうんじゃない風になれたら嬉しいな。あなたには負担になることなのかもしれないけど。」

 

「ううん、大丈夫です。私は。」

「知りたいです、ちゃんと。」

 

「ありがとう。」

「主人ね、そこに写ってる。真人が服役してるときに自分でしんだの。」

 

「はい。」

 

「私もだけど、主人も教師で教頭やってて。で、仕事も辞めてね。一部っていうか、そんな事件を起こした人間の親が教師なんてやってていいのかって。学校とかに手紙が来たりして。で、辞めたの。ふたりで。」

「みんなそれに耐えられなかったんだろうって。仕事無くなって、それがつらくて自殺したんだろって。」

「違うの。あたしには分かる。そんなこと我慢できない人じゃ全然ないの。そりゃね、ずっと誇りもってやってきた仕事を辞めなきゃいけないのはつらいけど、でも、それでしぬひとじゃない。」

「まいったなぁって言ってた。真人知ったらつらくて、申し訳なくて、つらくて、謝るんだろうなって。自分のせいでごめんって。息子から謝られるのヤダなって。」

「その気持ちから逃げたくなってしまって、楽になりたくなって、ふっ…と。で、逃げた。」

「私は全然責める気になれない。人間にはあると思うから。そうゆう瞬間が。ふっ…と楽になりたくて、そっちにいってしまう時がね。あるんだと思う。主人はそっちへ、ふっ…といってしまった、それだけのこと。」

「だからね、全然怒ってもいないし、恨んでもないのよ。ただ……ちょっと馬鹿だねって思ってる。そこを選ばなければ、まぁ、あの頃は考えることも出来なかったけど、さっきみたいに幸せで困ったような顔する真人が見れたのにって。こんな可愛い彼女とこうやってケーキ食べれる日が来たのにって。それは思う。」

「ありがとう、桃子さん。」

 

(左右にくびを振る)

 

 

 

 

わたしは春馬の、家族でもなければ恋人でも友人でもない。ただのファン。だから「そうじゃないんだ」なんて断定的なことは何も言えない。

でも、人間には誰しも "危うさ" のようなものを持ち合わせていることはなんとなく理解できるし、どうしようもなくつらいとき、ふっ…と楽になりたい、逃げたい、と思う気持ちも少しだけ分かる気がする。

それに、春馬のことを怒りたいわけでも恨みたいわけでもない。ただ……何してんの!ばか!はやく帰っておいで!くらいのことはたまに思う。春馬に叫びたくなる。

 

今はまだ全然無理だけど、10年後、いや20年後30年後くらいに「無かったことにしたりとか、聞かない方がいいだろうとか。そうゆうんじゃない風になれたら嬉しいな。」と思う。真人のお母さんが言っていたように。

いつか、笑って、春馬のことを語り合える日が来ればいいな。

小さな、でもすごく大きな目標です。

 

 

元気にしてますか?

ゆっくり休めてますか?

 

今日も明日も春馬が幸せでいてくれたら嬉しいです。たくさん笑っててね。

 

 

あれだけ私が "勝手に" 重ねてしまっていることを強調させていただきましたが、「姉ちゃんの恋人」の制作陣が「TWO WEEKS」と同じと聞き、色々と考えてしまいますね。

でも、変わらず、あくまでも私が "勝手に" 重ねているだけですので、お見知りおきを。

 

(「姉ちゃんの恋人」第8話は2020年12月22日の21時までTVerで無料で観ることができるので、もし何か感じるものがあれば是非映像で観てみてください。文字起こしした部分は、29:38〜35:20あたりです。ちなみに、はなちゃんこと稲垣来泉ちゃんwithレッピーもゲスト出演してますので是非に。)